ワイヤレスカメラとIPカメラ

ワイヤレスカメラとは無線を使用してケーブルなしで映像を伝送することができるカメラです。
防犯用としては、家の軒下や車庫等に付けておくと防犯に最適なカメラとなります。
また、ケーブル設置の必要がありませんので家から少し離れた農園や事務所などに設置すれば監視カメラとして使用することができるようになります。

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「ユニデン デジタル ワイヤレスカメラ・モニター セット」の接続イメージ図

ワイヤレスカメラは無線カメラとも呼ばれ,有線カメラとの違いは一切ケーブルの配線が必要ありません。

最近ではIPカメラも普及してきており、従来のアナログ電波を使用した無線から無線LANを使用した製品も多く出回っています。

IPカメラではパソコンと接続できる「マイク・スピーカー付き無線LAN対応ネットワークカメラ「Qwatch(クウォッチ)も出回ってきています。

ここで気を付けて欲しいのが近距離では問題なく画像をPCに飛ばすことが出来ますが通信の距離が延びると無線LANでのエラー補正(正しく送信できないときに再送信する)が入るので動画の伝送が間に合わなくなります。

すると、画像が10秒に1回程度しか更新されなくなり動画再生が出来なくなります

私の場合、Qwatchを使用して2階の端の部屋から玄関まで約10メートル無線LANで飛ばしてみましたがうまくいかなかった経験があります。

これと比較してアナログ電波を使用したものは画質は悪くなりってもコマ落ちのような問題は発生しなくなります。

数年前まで主流だったアナログ放送とデジタル放送の違いのようなものです。

デジタル放送の場合は通常は問題なく写りますが大雨や雷、大雪の時には全く映らなくなったりしますよね。

これは、デジタルで受信したデータに誤りがあるとデータエラーとなり写せなくなるわけです。

これから購入する方は、IPカメラの方がデジタル転送できれいに映りますが距離が延びたり部屋の中に障害物があった時にはエラー補正が入り思ったように再生できないこともありますので、使用用途により使い分けた方がいいでしょう。

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